ペンギン君はたっきゅうが強くなりたいために
毎日夕方たっきゅうじょうでれんしゅうしていました。
ある日となり村とたっきゅうのしあいすることになりました。
強いじゅんに５人えらばれました。
ペンギン君はせんしゅにえらばれませんでした。
しあいの日が来ました。
しあいは進みたいしょうのきつねくんの番になりました。
きつね君が勝つと、となり村に勝てます。
きつね君のしあいが始りました。
１４対１３になりあと１点取れば勝ちです。
きつね君がとちゅうでねつがあるので、
ペンギン君とかわっていいですかと聞きました。
ペンギン君はしあいに出れると思いすごくよろこびました。
でもペンギン君は負けてしまいました。
ペンギン君は家に帰ったきつね君のことがしんぱいになり、
きつね君の家に行きました。
「きつね君のお母さんが出てきてこん太はかわらに行ったわよ」
「きつね君ねつだいじょうぶなんですか？」
「そんなねつなんて出してないわよ。
ぴんぴんして元気にかわらに行ったけど」
ペンギン君はかわらに行きました。
きつね君がいました。
「きつね君ねつだいじょうぶなの？」
きつね君は
「うそついたの、ばれちゃったか」
きつね君はペンギン君が毎日いっしょうけんめいたっきゅうじょう
でれんしゅうしているのを知っていました。
きつね君はしあいを続けたかったけれど、
りゆうもなくかわる事が出来なかったので、
うそをついてしまいました。
きつね君は毎日あせだくになってれんしゅうしている
ペンギン君をしあいに出させてあげたかったのです。
ペンギン君はしあいのことを言ってあやまりました。
きつね君はほほえみました。
しあいは負けたからってすべてじゃないんだ。
それまでにいっしょうけんめいれんしゅうしたことが大切なんだ。
それがいつかはいいことに結びつくんだ。
きっと来年はとなり村に勝つよ。
今からたっきゅうじょうにれんしゅうしに行こう。
そして次の年ペンギン君もきつね君もせんしゅにえらばれ、となり村に勝つことが出来ました。 2006 Shibata Agisa.
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